言葉を大切にしよう

今日は、言葉を大切にしようというお話をします。

日本の国には、古い昔から、「あいうえお」がありました。この言葉は、ずっとずっと昔から、一つ一つの音に意味が込められていたのです。

例えば、「さ」という言葉は、元気になるという意味があります。「さ」の神様は、春にやってきます。「さの倉」「さくら」は、さの神様のお宿です。だから、日本人は、昔から桜を見て、花見をしてお祝いしたのです。これは、桜の花びらをお米にたとえ、秋になったら豊作になってほしい。とあらかじめお祝いする「予祝」(よしゅく)といわれるものです。あらかじめお祝いすると本当にそうなることが分かっていたので、日本人は昔からそうやっていました。夏にやる盆踊りも豊作を願う行事です。みんなお米を大切にした日本人の心です。

みなさんは、お父さん、お母さんから、プレゼントされたものがあるのを知って言いますか?

それは、みなさんの名前です。実は、ひらがな一つ一つに意味があるので、みなさんの名前には、皆さんが、この世で、取り組む役割が隠されているそうです。

校長先生の名前は、「あきこ」です。「あ」は、愛すること 「き」は、エネルギー、「こ」はでき上がる、いう意味です。

だから校長先生は、愛のエネルギーを作り上げる 校長という仕事をしているのかもしれません。ひらがなの意味を廊下に貼っておくので、自分の名前の意味を調べてみてください。

春に「いじめはしてはいけない」という話をしました。皆さんの中で、使ってはいけない言葉を平気で言っている人がいるようです。言葉は、口にすると現実になります。だから言葉を大切にしてほしいです。○月○日の道徳の授業の時、言葉についてみんなで考えてみたいと思います。

もう一つ、○月○日にみんなでドキュメンタリー映画を見ます。

世界で行われる250キロのマラソンに出場した日本人の本当の話です。その大会に参加した人や映画を作った監督さんに当日来てもらって話を聞きます。

その時、長野でお笑いのグランプリをとった「ナースコールR」も呼びます。どちらも校長先生のお友達でもあります。楽しみにしていてくださいね。

保護者の方も地域の方も都合がよろしかったら是非、おいでください。

拡大掲示用10月10日中之島中央小学校映画参観のご案内